パウチ容器とは?特徴や種類、メリットを解説

日硝実業株式会社|NISSHO JITSUGYO CO,.LTD.

パウチ容器は、保管性や配送効率、さらには商品プロモーションにおいても優れているため、多くの製品で採用されています。しかし、パウチ容器には形状や素材によって多様な種類があり、すべての商品に最適というわけではありません。

自社商品にパウチ容器を使いたい場合は、内容物との相性や使用シーンを踏まえたうえで、適切なパウチ容器を選定することが重要です。

この記事では、パウチ容器の特徴やメリットを解説します。商品開発やパッケージの検討を進める際に、ぜひお役立てください。

この記事でわかること
  • パウチ容器の意味や特徴
  • パウチ容器の主な種類
  • パウチ容器を採用する際の選定ポイント
目次

パウチ容器とは

パウチ容器とは

パウチ容器とは、柔軟性のあるフィルム素材を用いた「軟包装(なんほうそう)」の一種です。「パウチ」には「小袋(ポーチ)」という意味があります。パウチ容器は元々、軍隊での食料供給を効率化し、廃棄物を減らす目的で開発された経緯がありますが、現在ではその利便性の高さから一般商品にも広く普及しました。

密封性や保存性に優れ、軽量かつ柔軟なパウチは、食品・洗剤・シャンプー・医薬品・化粧品など、多様な内容物の包装に利用されています。持ち運びやすく省スペースで保管できるため、販売現場でも物流面でも大きなメリットがあるでしょう。

ただし、内容物によってはパウチ容器が適さない可能性もあります。そのため、商品の特性や用途に応じて、パウチ容器の種類や機能性をしっかり把握しておきましょう。

パウチ容器は複数種類存在し、それぞれ以下のような特徴があります。

種類特徴
平パウチ平面に広がる形状で、かさばらない
スタンドパウチ底を広げて立たせられる
スパウトパウチキャップ付きの注ぎ口がついている
ガゼットパウチ側面や底にマチがあり、大容量向き
ツインパウチ袋の内部が2部屋に分かれている

パウチ容器の特徴

パウチ容器の特徴

パウチ容器には以下の特徴があります。

  • 密封性が高い
  • かさばりにくい
  • 再封性が高い
  • 環境に優しい
  • 形状とデザインで商品力を高められる

順番に解説していきます。

密封性が高い

密封性が高い

パウチ容器の最大の特徴は、密封性の高さです。複数のフィルムを熱圧着して構成されており、シール部分も信頼性が高いため、中身が漏れにくく、安心して使用できます。また、密閉構造により外気との接触を防げるため、酸化による品質劣化を抑制できるのもポイントです。

とくに食品を充填する場合には、加圧加熱殺菌を組み合わせることで、細菌の繁殖を防ぎ、保存期間を大幅に延ばすことができます。

かさばりにくい

かさばりにくい

パウチ容器は、柔軟な素材で作られているためかさばりにくく、保管の際にスペースを圧迫しないのも大きなメリットです。ガラス瓶や金属缶と比べて軽量かつ省スペースであることから、運搬や陳列も簡単です。

そのため、日常使いの商品に限らず、アウトドアグッズや防災用アイテムなど、持ち運びや備蓄を前提とした用途でも重宝されています。

再封性が高い

再封性が高い

ジッパーやスパウトキャップ付きのパウチ容器は、一度開封しても再び封を閉じることができる「再封性」に優れています。そのため、必要な分だけを使って残りは保管できるという利便性があり、内容物の劣化や漏れを防ぐことが可能です。

再封性の高さを活かして、洗剤やシャンプーだけでなく、近年では食品やアルコール飲料にも採用されており、活用できるジャンルが広がっています。

環境に優しい

環境に優しい

パウチ容器は軽量であるため、ガラス瓶や金属缶に比べて輸送効率が高く、運搬時の燃料消費やCO₂排出量の削減につながります。

また、詰め替え用パウチとしても広く活用されており、ボトル容器を繰り返し使うことで、プラスチックごみの削減も期待できるでしょう。環境省のデータによると、一般的な詰め替え用パウチはプラスチックボトルと比べて約70~80%のプラスチック使用料削減効果があるとされています。

このように、パウチ容器は日常的なリユース習慣の定着にも貢献可能です。

形状とデザインで商品力を高められる

形状とデザインで商品力を高められる

パウチ容器にはさまざまな形状があります。持ち手付きやスパウト付き、スタンド型など用途・目的に合わせて最適な形状を選択しましょう。

また、袋の広い面積にフルカラー印刷を施せるため、視認性の高いパッケージデザインも実現できます。機能性とデザイン性の両立ができることから、ブランドの世界観や商品の魅力を効果的に伝えられ、陳列棚でも消費者の目を引くパッケージとして差別化を図れます。

容器選定時は「使う人の視点」に立ち、利便性と印象の両面から設計することが重要です。

パウチ容器を採用する場合の注意点

パウチ容器を採用する場合の注意点

パウチ容器はガラス瓶や金属缶に比べて軽量で持ち運びやすいのが特長です。しかし一方で、外部からの衝撃には弱く、落としたり突起物に当たったりすると破損や液漏れの恐れがあります。そのため、輸送や保管時の梱包には十分な配慮が必要です

また、保存性に優れているとはいえ、適切に密封されていないと液漏れを起こし、製品の品質を損なうリスクもあります。主に製造工程での不備や密封工程の欠陥によって発生するため、信頼できる製造業者と協力することが不可欠です。

パウチの特性を十分に活かすには、充填・シール技術に精通した業者と連携し、製造体制や品質管理の仕組みをしっかりと確認することが大切です。パウチの選定だけでなく、製品が市場に届くまでの流通工程にも目を向けておきましょう。

パウチ容器を選ぶ際のポイント

パウチ容器を選ぶ際のポイント

パウチ容器を選ぶ際のポイントを4つ紹介します。

  • 内容物との適性を確認する
  • 容量に合わせて形状を選択する
  • 使用シーンを意識する
  • デザイン性を考慮する

順番に解説していきます。

内容物との適性を確認する

内容物との適性を確認する

企業ごとに扱う製品は異なり、液体・個体・粉末など中身の性質によって適したパウチ容器も変わります。例えば、医療品は光、湿気、酸素、微生物などの外的要因で劣化する可能性があるため、バリア性の高いパウチ容器を使用しなければいけません。

また、パウチ容器の素材が内容物と化学的に反応しないよう、材質選定から製造まで厳しい管理が求められます。パウチ容器の製造を依頼する業者や梱包業者には、医薬品・美容・食品などの内容物に応じた実績があると依頼後のトラブルが起きにくいです。

商品を完璧な状態で購入者へ届けるために、内容物との適性をしっかりチェックし、容器選定を行いましょう。

容量に合わせて形状を選択する

容量に合わせて形状を選択する

パウチ容器は、内容量や使用シーンに応じて最適な形状が異なります。例えば、家庭用のふりかけや粉末だしなど、容量の少ないものは平袋や小型の自立袋が適しているでしょう。

仮に、ふりかけを容量の大きなパウチに入れてしまうと、食卓で使いづらくなり、リピート購入につながらない可能性もあります。逆に洗剤やペットフードの詰め替えのように容量が多い場合は、ガゼットタイプや大型スタンドパウチがおすすめです。

自社の商品の容量やサイズに合ったパウチ容器を選定してください。

使用シーンを意識する

使用シーンを意識する

パウチが使われる場面を想定して選定することも大切です。一例をあげると、家庭用や個食向けのものは、開封しやすく再封できるスパウト付きやジッパー付きが便利です。

特に使い切りではない食品や化粧品は、再封できることで保存性が高まり、消費者の満足度にもつながります。一方、業務用の商品は注ぎ口やキャップ付き、また容量が大きいものが適しています。使用する場面を考えてパウチ容器を選定しましょう。

デザイン性を考慮する

デザイン性を考慮する

店頭販売とネット販売では、求められるパウチの形状やデザインも異なります。例えば、実店舗で販売する商品は、目に留まりやすく手に取りやすいスタンドパウチが効果的です。

類似商品が多いジャンルであれば、見栄えの良いデザインや他社商品とは異なる見た目を採用すると、差別化も図れます。

一方、オンラインで販売する商品は、棚に並べる必要がないため、コストを抑えられる平袋タイプも選択肢に入ります。またラベルの貼り付けやすさも重要です。

販売場所や流通形態に合わせて、機能性とデザイン性のバランスを考えて選びましょう。

まとめ

まとめ

パウチ容器はさまざまな商品の容器として選ばれています。密閉性・再封性・流通・デザイン・環境とあらゆる面で優れており、容器の候補として最初に検討する価値があります。

しかし、内容物によっては、パウチ容器に使われている素材との相性が悪く、劣化や変性を招く可能性があるため、専門知識を持つ業者と相談しながら進めることが重要です。依頼前には、自社商品と同じジャンルの実績があるかどうかを確認しておくと安心です。

日硝実業株式会社では、通販サイト「つつむすび」にて、食品・化粧品・化学・医薬品など多岐にわたる用途に対応したパウチ容器を販売しています。300社以上の取引実績をもとに、最適な容器をご提案できます。

導入のご相談は、以下のリンクよりお気軽にお問い合わせください。

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